Halcyon Days
『るろうに剣心』 『フルメタル・パニック!』 の二次創作を
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東川篤哉 『謎解きはディナーのあとで』 読了
2014 / 04 / 13 (Sun) 小説 ・ マンガ
かなり今更なんですが、やっと読みました。
そもそもはドラマ化で知った作品で、先にドラマを見て、原作は後から読みました。結果、ドラマのほうが原作よりもかなりマシだと知りました。
映像化された小説はたいていの場合、原作のほうが遙かにおもしろいか、ドラマや映画の出来がよければ原作と同じくらいおもしろいか、そのどちらかです。ところが『謎ディー』はドラマもそれほどおもしろくなかったものの、原作はもっとおもしろくないというレアなケースでした。
ミステリーとしてだいぶ陳腐で、本格ミステリーどころか、小学生向けではなかろうかと疑います。景山の推理は状況証拠を強引に繋ぎ合わせているだけなので、この推理に基づいて物的証拠が集まるものなのかどうかは犯人の自供次第という気がします。
ユーモア(?)の部分は白けっぱなしでした。麗子お嬢様と執事影山の掛け合いを楽しむべきものなのでしょうが、まったく楽しくありません。
そもそもお嬢様と執事のコンビにしたのはなぜでしょう? 当時は執事が流行りだったから、としか受け取れません。それに麗子が大富豪の令嬢であるという立場が1ミリグラムも有効活用されてません。基本設定がまるで活かされていません。
なにより文章そのものが稚拙です。説明台詞が多すぎて溜息がでました。小説なんだから地の文で書けばいいところを、わざとらしい説明台詞の連続にしている意味は何なのでしょう?
なんともおもしろくない小説です。本屋大賞を受賞した理由がさっぱりわかりません。
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管理人プロフィール
梶原 千早
隠れオタクの同人女です。
愛犬とジャニーズが癒し。
趣味は読書で、小説とマンガが好き。ジャンルはSF、ファンタシー、ミステリー、アクションなど。
最近、カルトナージュを習い始めました
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