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Halcyon Days

『るろうに剣心』 『フルメタル・パニック!』 の二次創作を
メインとする一個人のファン・サイトです。
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『るろ剣』 京都大火編&伝説の最期編見ました

いいチャンバラ映画になってたと思います。ドラマ性や心理描写は足りないものの、アクション映画としてなら十分です。

原作と比較してしまうと不満な点はどうしたってありますが、マンガ原作の実写化として個人的には合格判定です。アニメ版監督の自己満足作品に比べれば、遥かにいいものに仕上がってます(アニメもTV版京都編だけはよかったけど)。

力を入れていただけあって、アクションが本当にすごいです。CGなし、早回しなし、本人がワイヤーのみで撮ってるとのことですが、それでもこれだけのものができるんですねえ。殺陣とアクションの組み合わせが見事でした。

健剣心、文句なくカッケー。煉獄艦内で神木宗次郎と戦ったシーンが特に好きかな。志々雄を囲んだ1対4の戦いで、原作とアニメは1対1を順に繰り返したのに反して、4人がかりだったのですが、これはこれで志々雄の異常な強さが現れてたかもしれません。そういえば4人の連携を見てるとき、殺陣師やアクション監督は苦労したろうなあとか改めて思っちゃいました。

が、男性陣のアクションがものすごく良いせいで、薫殿のアクションシーンの拙さが目立ってしまってました。腕だけ振り回してる感じでお粗末すぎる……。弥彦のほうがちゃんとできてたように見えました。操ちゃんは、アクションそのものはよかったけど、この女優さんの顔の形と髪型が合ってないためか、なんだかブサイkゲホゲホ、えっとビジュアルが今一つ残念でした。

ストーリー的には、「京都大火編」は見終えたときに正直なところイマイチでした。でも「伝説の最期編」で持ち直したように感じます。ただ、その大きな理由は「伝説の最期編」で薫殿が空気というか、ほとんど出てこなかったから、と気付いて微妙な気がしないでもありませんが。

「京都大火編」は薫殿が攫われたところからラストシーンまでがダメダメでした。薫殿を人質にしたり、手間をかけて攫ってきたわりにはすぐに海に突き落としたり、後を追って海に飛び込んだ剣心が砂浜に打ち上げられて師匠に拾われたり、だなんて展開が陳腐すぎますよ~。「伝説の最期編」で、比古師匠はたまたま流木を拾いに海辺に行ったら剣心を見つけたと説明してましたが、あまりにご都合主義すぎるんじゃないでしょうか。一方、薫殿は薫殿で漁船に助けられたとかいう安易さもどうかと思ってしまいます。目を覚ました薫殿が砂浜をふらふら歩いてたのも意味がなかったようですし。ここらへんのエピソードはまるっと不要ではなかろうかと。

不要といえば、蒼紫が何のために出てきたのか不明でした。前編では「抜刀斎はどこだぁ~」しか言わない微妙なヒト、さらに後編では無意味に剣心の足止めをするヒト。蒼紫の出番を削ってもストーリーにさして支障がないのではないでしょうか。1作目で蒼紫を出さなかったツケがこんなとこに出てしまいました。

えっと、いろいろダメだししちゃってますけど、総評としては満足です、はい。
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Comment (2) 

アクション、凄いね。
今、ZEROでも取り上げられてて、早回しもしてないのね。効果音無しで撮影時の映像でたけど、健くんと神木くんの立ち回りとか、健くんが屋根の上走ってるところとか、そのままでも迫力ある感じ。
テレビで早くみたいなぁ・・・
by Lihua 2014 / 09 / 23 (Tue)  23 : 54 : 33  編集 
アクションだけでも見る価値はあると思う。
構成とか脚本の欠点はこの際横に置いておいて(^_^;)、アクションを楽しむための映画なのよね。
by 千早 2014 / 09 / 24 (Wed)  21 : 38 : 29  編集 

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梶原 千早
隠れオタクの同人女です。
愛犬とジャニーズが癒し。
趣味は読書で、小説とマンガが好き。ジャンルはSF、ファンタシー、ミステリー、アクションなど。
最近、カルトナージュを習い始めました
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